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体験談28:手術法の選択は、内容をしっかり検討してから


豊胸術の基礎知識










手術法の選択は、内容をしっかり検討してから


内田美奈子さん(仮名・27歳)


迷いに迷った、手術法のチョイス


小さなバストがコンプレックスで、今までにいろいろなバストアップを試してみたんですが、どれもこれも効果なし。いよいよ最後の手段とばかりに豊胸術を受ける決心をしたものの「どの方法が良いんだろう?」というところでつまずき、長い間迷っていました。
脂肪注入法は自分の脂肪を使うので安心ですし、同時に部分痩せができるという長所があります。ただドクターの腕という要素が大きく、下手をすると数年のうちに元に戻ってしまう、という短所があります。
プロテーゼ法は希望通りの大きさにできる反面、異物を使うことによりトラブルのリスクがあります。
ヒアルロン酸は注射するだけですから気軽に受けられますが、やはり何年かのうちに注入したヒアルロン酸が体に吸収され、元の大きさに戻ってしまうというのが問題です。
「せっかく大きくしても元にもどってしまうのでは意味がないな」と私はプロテーゼ法を受けることにし、クリニックに出向いてカウンセリングを受けました。


思いとどまって「コンデンスリッチ豊胸」に決定


ところが、カウンセリングの場でドクターに詳しく話を聞いてみると、プロテーゼ法はかなり問題がありそうだなということが少しずつ見えてきました。そこで帰宅してから改めて、プロテーゼ法のデメリットについて調べてみると…。「バストが固くなる」「形がゆがむ」「しこりができる」……出てくる出てくる、次から次へとさまざまなトラブルに見舞われた話が登場します。何より驚いたのが「プロテーゼの耐用年数」の話。それまで「プロテーゼは一度入れたらずっとそのまま」と思っていたのですが、10〜15年くらいで耐用年数が切れるので、その時期が来たら入れ替えが必要なのだそうです。浄水器のカートリッジじゃあるまいし、そんなに簡単に出し入れなんてしたくありません。
結局、私はプロテーゼ法をとりやめ、脂肪注入法を受けることにしました。そして「開院以来、脂肪注入法専門」という北村クリニックで「コンデンスリッチ豊胸」を受けたのです。もちろん手術は無事に終わり、今はすっかりきれいなバストになれました。
もしあの時、立ち止まらずにプロテーゼ法を受けていたら…と思うと、今でも背中がゾクッとします。皆さんも、手術を受けるときは冷静になって、よく考えてから決断するようにしてください。


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